お知らせ

アンドール株式会社（本社：東京都中央区 代表取締役　和田良明､資本金：50,188万円）は、 ハイブリッドCADシステムCADSUPER 2016（キャドスーパー　ニセンジュウロク）を 2016年2月10日より発売開始いたします。

CADSUPER 2016は、CADSUPER発売開始（1985）から31年、多くの設計者様にご利用頂いておりますCADSUPERシリーズの最高峰として、「３次元機能」「業界標準」「設計支援」「現場主義」をコンセプトに３次元処理も可能なハイエンド2次元CADシステムです。
CADSUPER 2016では、Windows10に対応し、更なる省操作実現のため、クリック回数や操作ミスの減少を実現するための機能強化を実施しております。

日本の製造業の競争力・付加価値の源泉である設計機能の要求は年々高くなり、設計ツールの充実が課題となっております。 CADSUPER 2016は、モバイル機器との連動や英語版による日本以外での使用頻度の向上、そして設計支援機能（ビュー機能）の強化として省略図機能を中心とした機能開発を行いました。それにより、現在の設計環境に、快適な操作性と高い生産性を付加した環境を提供いたします。

◆ＣＡＤＳＵＰＥＲ　2016の主な特長

（１）デュアルディスプレイの対応　＜新機能＞

デュアルディスプレイ対応でCAD設計が劇的に効率化するよう対応しました。CADSUPER2016では、デュアルディスプレイに対応した図面配置位置の記憶機能を搭載しており、パソコン再起動後に、ソフトを起動するだけで以前の図面配置が再現され、即座に続きの設計作業が開始できます。また、サブウインドウを使った部品配置機能やレイヤ分割表示との連動、過去の計測結果を一覧表示することもでき、計測結果を選択すると図面側の計測位置を確認表示するなど CAD設計が劇的に効率アップする機能を搭載いたしました。

（２）設計支援機能①　（省略図機能）　　＜新機能＞

2次元図面での省略図作成では、寸法線記入時に操作が煩雑になっておりました。CADSUPER2016では、設計支援機能（ビュー機能）でもっとも利用頻度が高い、省略図形作成機能が実現しました。　省略図作成時、内部的に実寸情報を保持しているため正確な寸法線作図や省略図の解除を可能にすることにより、設計作業工数の削減を実現しております。

（３） 設計支援機能②　（イメージ図配置機能に対応）＜新機能＞

モバイル機器などへ利用範囲が拡大する2次元図面にてCADデータ内にイメージ図（画像など）を配置するケースが増えてきました。
お客様よりCAD図面内にイメージ図を簡単に配置したい等のご要望をいただき、CADSUPER2016ではCAD図面内でもイメージ図を簡単に配置・移動・拡縮できる機能を搭載いたしました。

（４） 設計支援機能③（カッティングプロッターやレーザー出力機器に対応）＜新機能＞

カッティングプロッターやレーザー出力機器などへ出力する場合、一筆書きで印刷する必要があるため、別ソフトを利用し印刷を行っておりました。
CADSUPER2016では、ペン番号順出力に対応しましたので、CADからダイレクト印刷が可能となり、大幅な印刷時間短縮が実現いたしました。

（５） 設計支援機能④（ランチャー機能）　＜新機能＞

Windows8以後アイコンやメニューなどがワンクリックで使用きる機能の反面、アイコン等が増加してきました。CADSUPER2016ではそのような問題を解決するため、ランチャー機能にて起動ソフトや過去に使用したファイルなどをランチャー画面にて一目で表示させ、設計者の負担を削減いたします。

◆発売時期　　　　　　2016年2月10日