Ver.10新機能   概要・仕様・環境   機能詳細   オプション   FX拡張キット   バージョン履歴   体験版
SIDの強化機能
■データ入力ダイアログ履歴管理機能の強化
円、ハッチングコマンド等では、データ入力ダイアログ上で、一つの入力項目に対して複数個の値入力が有効となる場合があります。例えば、円コマンドでは、径のデータ入力時、いくつかの径をカンマ区切りでデータ入力する事で、一度に異なる径の円を作図する事が可能です。
今回の機能強化では、有効な入力内容をそのまま入力履歴として残すようになりました。

履歴数について、以前は5件としていましたが、標準で10件分を行うようにしました。また、履歴データを選択した場合に、選択情報を履歴リストの最上位に移動するようにしました。
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■置換文字列機能の強化
「作成日」「更新日」について、置換文字列を設置できるようになりました。
また、置換文字の固定化を行うコマンドも用意しましたので、任意の日付、名称で情報を固定化することも可能です。
1:置換文字列の追加
  置換文字列 変換後文字列の例
 作成日 長い表示形式 %CL% 2005年2月28日
短い表示形式 %CS% 2005/2/28
時間 %CT% 14:08
 更新日 長い表示形式 %EL% 2005年2月28日
短い表示形式 %ES% 2005/2/28
時間 %ET% 14:08
2:置換文字列の固定化
[拡張]-[拡張]-[置換文字確定]コマンドにより、認識された文字列内に含む置換文字列は、表示文字列に置換されます。
置換が行われた後は、置換元の情報にかかわらず、置換時の文字列が表示されます。
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■領域長変更機能の強化
用紙サイズと倍率を同時に変更できるようになりました。
また、「現在の領域長」「変更情報」「変更後の領域長」の3つに分けることで、現在、変更情報、変更結果の判別を容易にしました。
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■属性置換機能
現在の図面の図面属性(ペン、線幅、色)を指定した図面テンプレート/図面/部品ファイル内の属性で置換できる機能を追加しました。また、置換定義内容はファイルに保存し、再利用する事が可能です。
属性置換コマンドは[テンプレート]−[図面]−[属性置換]で起動します。
●置換処理設定
  置換処理を行う際の参照ファイル指定や、定義ファイル等の各種設定を行います。


[置換定義ファイル]
置換定義ファイルの定義内容の表示、定義内容の反映、現在の置換定義の保存を行います。
・定義ファイルの参照
定義内容を参照したい置換定義ファイルを指定します。直前に実行した際の置換定義内容や指定ファイルの履歴からの選択も可能です。

・定義ファイルの内容を各ページに反映
指定された定義内容をペン、線幅、色置換定義ページに反映します。
定義参照ファイル名のチェックがONの場合は、ここで指定されているファイルを参照ファイルにして置換定義を反映します。


・各ページの定義内容をファイルに保存
属性が置換されるペン、線幅、色の置換定義内容と、指定している参照ファイルの情報を置換定義ファイルに保存します。

[属性情報を参照する図面テンプレート/図面/部品ファイル]
・参照ファイルの指定
置換する際に属性を参照するファイル(図面テンプレート/図面/部品)を指定します。指定ファイルの履歴からの選択も可能です。


[参照属性の追加]
参照ファイル内の属性のうち、カレント図面に存在しない属性をカレント図面へ追加します。
ペン、線幅、色のそれぞれを独立して追加する事ができます。

●ペン置換定義
  ペン属性の置換定義を行います。


[置換ペン選択]
「元のペン」属性を置換する参照ファイル内のペン属性を選択します。
参照ファイル内のペンのうち置換ペンとして利用可能なペンの一覧が表示されます。





●線幅置換定義
  線幅属性の置換定義を行います。


[置換線幅選択]
「元の線幅」属性に対して、参照ファイル内から置換したい線幅属性を選択します。参照ファイル内の線幅の一覧が表示されます。





●色置換定義
  色属性の置換定義を行います。


[置換色選択]
「元の色」属性に対して、参照ファイル内から置換したい色属性を選択します。参照ファイル内の色の一覧が表示されます。






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■FXシステムバックアップ機能
FXのシステム関連の情報ファイル、各種設定(ユーザコマンドやツールバーの位置など)を、一括して保存することができます。またその保存ファイルを復元することもできますので、同一環境の構築、システム移行時の復旧作業を容易にすることができます。
※ CADSUPER FX Ver.10.0 のみで動作します。

・保存機能
 FXを動作させるのに必要なシステムファイル、及びユーザー毎の設定の入った
 テンプレートファイル等を任意のパスにバックアップします。
・復元機能
 バックアップしたシステムファイル、テンプレートファイル等を当コマンド起動マシンにある
 FXセットアップ先に復元します。

実行する機能を選択して、[保存開始/復元開始]を行うことで、保存/復元処理が行われます。
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■認識要素の真円化機能
FXは2次元CADですが、3D図面からの投影図などをFX上に持ってきた場合に、1円で表示されて見える情報が実は曲線だったり、複数要素が重なって存在する場合があります。このような情報についてサーチループなどで検索しても、検出が正常にできなかったりします。
今回、このような要素群を指定して1つの円とするコマンド(真円化)を用意しました。
このコマンドによって、指定要素を1つの円要素とし、検索の効率化、データの軽量化が実現できます。

[真円化]コマンドは、真円化する要素として認識した線分、円(弧)、楕円(弧)、曲線等で構成される「擬似円」を、1つの円として登録します。円を作成できた場合、認識要素は削除します。

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■寸法線作図ドラッギング機能
FX9.03以前で寸法線を描画する際に、形状のドラッギングは表示されていません。このため、描画位置決定後に文字が重なったりする状態が発覚し、「UNDO」「再作図」を行う事象が発生しています。作図モードを「半自動」とすることで、仮表示で作図できますが、マウス位置に対して随時表示されるわけではない為、実用的ではありません。
今回、寸法線のドラッグ表示でリアルタイムに寸法描画位置を表示する事で、記入位置間違いによる再作図を軽減し、図面の作成効率を向上します。

今回対象となるコマンドは以下の24コマンドとなります。
 ・要素寸法
 ・直列(水平/垂直/平行)寸法
 ・連段(水平/垂直/平行)寸法
 ・並列(水平/垂直/平行)寸法
 ・単直列(水平/垂直/平行)寸法
 ・累進(水平/垂直/平行)寸法
 ・片矢(水平/垂直/平行)寸法
 ・角度(任意、連続、連段、水平、垂直)寸法

要素寸法について、指定描画位置によっては思った形状(水平、垂直、平行)の寸法に描けない場合があります。これについて、情報確認時に変更できるような設定を設けます。
また、寸法線ドラッギングを表示しないモードに切り替える設定を設けましたので、以前のバージョンと同じ状態で作図することも可能です。

1:要素寸法
A:長さ寸法(線分指定)
・線分指定後、描画位置の指定時に長さ寸法線のドラッギングを表示します。
・表示するドラッギングは、マウス位置によって「水平」「垂直」「平行」の形状に変化します。
B:長さ寸法(円弧指定)
・円弧を選択後、描画位置の指定時に円弧長寸法線のドラッギングを表示します。
・180°より小さい円弧の場合、マウス位置によって2種類のドラッギング表示に変化します。
C:長さ寸法(円指定)
・全円を選択後、描画位置の指定時に直径寸法線のドラッギングを表示します。
・表示するドラッギングは、マウス位置によって「水平」「垂直」の形状に変化します。

2:直列(水平/垂直/平行)寸法
・端点1、端点2指定後、描画位置指定時に長さ寸法ドラッギングを表示します。
・作図後、連続して端点2の指定時に長さ寸法ドラッギングを表示します。
・既存寸法線への編集機能実行時は、ドラッギングは出ません。
3:連段(水平/垂直/平行)寸法
・寸法値を作図する端点を全て選択完了後、描画位置指定時に連段長さ寸法ドラッギングを表示します。
4:並列(水平/垂直/平行)寸法
・端点1、端点2指定後、描画位置指定時に長さ寸法ドラッギングを表示します。
・連続して端点2の指定時に長さ寸法ドラッギングを表示します。
5:単直列(水平/垂直/平行)寸法
・端点1、端点2指定後、描画位置指定時に長さ寸法ドラッギングを表示します。
6:累進(水平/垂直/平行)寸法
・基準点指定後、基準線指定のラバーバンドを表示します。
・寸法端点を選択時、累進形状の寸法ドラッギングを表示します。
7:片矢(水平/垂直/平行)寸法
・端点1、端点2指定後、描画位置指定時に長さ寸法ドラッギングを表示します。
8:角度寸法(任意)
・線分1、線分2指定後、描画位置指定時に角度寸法ドラッギングを表示します。
9:角度寸法(連続、連段)
・角度寸法を作図する線分を全て選択後、描画位置指定時に角度寸法ドラッギングを表示します。
 連続角度寸法線のドラッグ形状   連段角度寸法線のドラッグ形状
10:角度寸法(水平、垂直)
・線分指定後、描画位置指定時に角度寸法ドラッギングを表示します。
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■一括最小化機能
図面によっては、大量の図面を参照しながら作図作業を行う場合があります。この時、参照対象が分かり難くなるので『現在未使用の図面を最小化しよう』と考えたとき、図面毎に「最小化」を指定する必要があり、かなりわずらわしく感じます。
一括最小化コマンドによって、現在開いているウインドウ全てを最小化します。その後、必要な図面のみを通常化して利用できます。これにより、上記手間の軽減を行います。
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■寸法線属性一括変更機能
他社CADのデータを利用したり異縮尺レイヤ間複写を行った寸法線は、図面内で統一された形状になっていません。寸法線編集コマンドで編集したり再作成を行っても、対応できるのは1寸法線のみであり、図面内の寸法線の形状統一はかなり困難な作業です。
今回、[寸法線属性一括変更]コマンドを用意する事により、図面中の全ての寸法線について統一された形状に再構築を行います。これによって、形状の異なってしまった寸法線の再編集の手間を軽減できます。また、「一部分だけ寸法形状を変更する」というような使用も可能です。

一括変更対象として認識可能な寸法線は、以下の寸法線です。
 ・長さ寸法線(水平、垂直、平行、半径、直径、円弧長)
 ・角度寸法線
 ・寸法記号(引出し、番号)

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■プロッタ設定機種追加
「システムローカル設定」の「プロッタ」にて、設定できるプロッタの機種を追加しました。追加機種は下記のとおりです。
 1.メーカー名:「KYOCERA」
 2.機種名:「LS-C8008N(KC-GL)」
 3.適用プリンタ:KCGLエミュレーションを搭載した京セラミタプリンタ及び複写機
※確認方法
カタログの「基本性能」で、「プリンタ機能」の「エミュレートプリンタ」に、「KCGL(HP 7550A)」が搭載されているか確認します。
制限事項
プロッタモード(KC-GL)へのエミュレーションの自動切替、及び用紙サイズの自動選択については、「プロッタオプション」にて、「プリスクライブコマンド(※1)」を設定する必要があります。
(※1)「プリスクライブコマンド」は、京セラミタジャパン株式会社様のプリンタ言語です。
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