概要

業界No.1のドラフティング性能を持つ純国産2次元CAD。国産の強みをいかし簡単・便利に設計出来るように設計者の要望を取り込んだベストセラー2次元CADです。他形式(DXF/DWG、MICROCADAM)フォーマットとの親和性も高く取引先とのデータ交換もストレスなく実現できます。3次元データ(IGES, Parasolid)から投影図・断面図を取得する機能も搭載しており、3次元CADデータも有効活用できます。

CADSUPER 2024 の主な特長

1.長穴コマンド


スロット形状を中心指定で作図したいという要望で、長穴コマンドに中心指定モードを追加しました。対角点指定・矩形長さ指定・中心指定と様々な方法で、長穴を作図することができます。また、中心線のない長穴に一括で中心線を作図することができます。

2.背景色反転コマンド

CAD背景色と異なる背景色で作図した図面をそのまま開きたいという要望で、背景色反転コマンドを搭載しました。背景色白で作図した図面を背景色黒の画面で開いても、線要素は見えませんが、ワンクリック操作で線要素を見ることができます。

3.コマンド検索

コマンドがどこにあるか見つける機能が欲しいという要望で、コマンド検索機能を搭載しました。コマンドを検索してすぐに実行できるので、コマンドを探す手間を大幅に短縮できます。

4.コマンド設定パネル

コマンド実行中に動作条件を変更できるコマンド設定パネルを搭載しました。実行中のコマンドを中断することなく条件変更できるので、作業の効率が図れます。

5.複数範囲指定(PDF個別化)機能

複数範囲指定コマンドで出力形式としてPDFを選択した場合、1ファイルにまとめて出力されていますが、別ファイルとして出力する機能を搭載しました。また、出力ユーティリティで複数範囲指定出力する機能を搭載しました。

6.寸法文字位置

公差配置を寸法値の中央に配置して欲しいという要望で、寸法値の中央に配置する設定を搭載しました。

7.オンラインヘルプ対応

標準利用のブラウザでヘルプを見ることができます。インターネットの環境があれば、どのパソコンからいつでもCADSUPERのオンラインヘルプが見れます。

CADSUPER 2023 の主な特長

1.長穴コマンド


スロット形状を対角点指定・矩形長さ指定で作図したいという要望で、長穴コマンドを搭載いたしました。角度を指定して配置したり、既に描かれている線分/円弧の形状にも配置できるようになりました。

2.指定した色でプリント出力する機能

作図色とは別に、図面の特定の部分だけ色を変えて印刷したいという要望で、CAD内で使用した色をプリンタ出力時に指定色に変更して出力する機能を搭載いたしました。

3.文字列検索・編集コマンド

図面上にある数値・文字列の中から指定した文字列を検索し、個数や位置を探し出し、それらの文字列をスムーズに属性変更/削除できる機能を搭載いたしました。

4.属性切替ボックスコマンド

線種・線幅・色の切替ボックスが欲しいという要望で、切替ボックスを新たに作成いたしました。マウスジェスチャーに割り付けて使用すると、コマンドを切り替えることなく、属性切替ができ、操作性が向上いたします。

5.中間省略図機能の強化

今までの中間省略図コマンドでは、省略範囲を指定することしかできず、省略後は大まかなサイズで表示されていましたがCADSUPER2023では、省略後の表示範囲指定ができるように機能強化いたしました。

6.寸法文字の配置位置/方向の指定

文字の読み間違いを防ぐ為に寸法値の配置位置や方向を自由に変えたいという要望で、寸法配置時に位置と方向を指定できるようにいたしました。また、既に作図している図面文字の配置位置と方向を変更できます。

7.ユーザープロパティ設定内検索

ユーザープロパティ設定内を検索できる機能を搭載いたしました。これにより設定したい項目を誰でもが簡単に探し出すことができます。

CADSUPER 2022 の主な特長

1.サーチループ機能


従来は、穴の開いている部分や複数個所にハッチングを行う場合は、一つ一つ閉ループを選択する必要があり、大変面倒な操作でした。CADSUPER2022では、閉ループ検出時に内包する閉ループを検索する設定と範囲を指定して閉ループを検出する設定を搭載しました。これにより、複数の閉ループを選択するという面倒な操作がなくなります。

2.レイヤ状態別色表示機能

CADSUPER2022では、要素をレイヤ状態毎(書込・参照・表示・休眠)に登録された色で、一時的に表示を行う機能を搭載しました。他のコマンド実行時に割り込みでレイヤ状態別色表示コマンドを実行できるため、図面内などの要素が書込、参照、表示かが、一目で確認することができます。

3.コンソールパネルの強化

ステータスバーにあるガイドメッセージが遠く、視野移動が大変というご要望からコンソールパネルにガイドメッセージを表示するようにしました。これにより、視野をあまり動かすことなくガイドメッセージを確認することができます。また、コンソールパネルのボタンに、溝形鋼と角型鋼管を追加しました。従来は入力時にカッコや四角と入力し、変換を行っていましたが、ボタンをクリックするだけで溝形鋼と角型鋼管の記号を入力することができます。

4.ひらがなカタカナ変換機能

既に描かれている「ひらがな」「カタカナ」を半角カタカナ、全角カタカナ、ひらがなに変換するコマンドを搭載しました。これにより、従来は文字修正で再度入力が必要でしたが、コマンド起動後、変換状態を選択し、文字列を指定するだけで、簡単に変換することができます。

5.スマート寸法座標指定機能

従来、スマート寸法で参照コマンドを使用できず、角丸めや面取り部分の参照点を取ることができませんでした。CADSUPER2022では、スマート寸法で座標を指定して作図出来る機能を搭載し、これにより、スマート寸法でも参照コマンドを使用できるようになりました。

6.円弧長寸法連続描画機能

従来、円弧長寸法を描画する場合は、一つずつ配置する必要がありましたが、CADSUPER2022では連続で配置できるようにしました。また、連段配置もできるようにしました。

7.稼働時間集計ツール機能

CADSUPERの稼働時間を数値として見たいというご要望から、スタンドアロンのマシンでの稼働時間の取得および、結果を集計しファイル化するツールを搭載しました。これにより、CADSUPERをどれだけ使用しているかをcsvファイルで出力することができ、社内の効率化を図れます。

CADSUPER 2021 の主な特長

1.グループ形状ツリー表示機能


CADSUPER2021では、図面に配置されているグループ形状をツリー表示し、ツリーから選択した形状を編集することが出来る機能を搭載しました。ツリー表示では、グループ形状の名称変更、連動機能を維持した図面への複写、形状の編集などを行うことができます。また、ツリーの形状をクリックすると図面上でハイライト表示し、瞬時にグループ形状位置がわかります。

2.連続部分保存機能

組立図をばらして部品図を作成する場合、同一図面内に複数の図枠を配置してそれぞれの部品図を作成することがよくあります。データ保存時に、部分保存でそれぞれの部品図を選択し、保存する操作を繰り返し行うことは大変面倒な作業です。CADSUPER2021では、予め保存する領域を指定しておいて、一括でデータ保存できる機能を搭載しました。これにより、繰り返し指定保存する手間を大幅に軽減しました。

3.螺旋コマンド

従来は、点を螺旋になるように配置した後で、円弧や自由曲線で作図したり円弧分解したりして、作図していましたが、大変面倒な作業でした。CADSUPER2021では、パラメータ値を指定するだけで、簡単にアルキメデス螺旋や対数螺旋を描画できるコマンドを搭載しました。これにより螺旋を描画する時間が大幅に短縮されます。

4.正弦波曲線機能

従来は、自由/NURBS曲線でスパイラルカーブのような形状を描画していましたが、曲線山なりの中央部を正確に取ることができませんでした。CADSUPER2021では、サイン曲線・コサイン曲線を描画できる機能を搭載しました。これにより、スクリューを作図する際に必要な曲線が簡単に描けるようになりました。

5.統合レイヤ編集機能

従来は、指定した要素のあるレイヤだけ表示するには「全書き込み」「指定レイヤアクティブ」「カレントレイヤ以外休眠」と複数のコマンドを実行して行っていましたが、操作が大変面倒でした。CADSUPER2021では、1コマンドで切り替えるコマンドを新たに搭載しました。これによりレイヤ操作を簡単にすることができます。

6.統合レイヤ編集機能

従来は、「レイヤ分割表示」、「レイヤ間ー移動」、「レイヤ間ー複写」とそれぞれのコマンドで実行していましたが、コマンド切り替え操作が大変面倒でした。CADSUPER2021では、「レイヤ分割表示状態」から「レイヤ間ー移動」、「レイヤ間ー複写」を行え、「レイヤモード切替状態」から「レイヤ削除」を行えるコマンドを新たに搭載しました。これによりレイヤ操作をより簡単にすることができます。

CADSUPER 2020 の主な特長

1.スタイルチェック機能


CADSUPER2020では、図面に対して、作図基準に照らし合わせた作図が行われているかどうかをチェックする機能を搭載しました。
また、対外的に提供する場合の設定も登録しておくことで、外部(依頼元など)に提出する際の図面の確認などにも利用できます。

2.要素プロパティの表示・編集機能

グループ認識機能を利用するコマンド([編集]-[選択]等)で要素を認識した際に、選択要素の情報を表示する[要素]ページを操作パネル上に搭載しました。また、認識した状態で、「線種」「線幅」「色」「線端」「レイヤ」等の属性情報を変更することができます。
これにより、属性の変更が容易になり、変更する手間を大幅に軽減しました。

3.仮想点ナビゲーション機能

 
従来は、グリッド機能や補助線を描いて仮想交点位置を算出していましたが、CADSUPER2020では、線分の延長線上、端点の垂直、水平線上などの仮想点、参照機能で算出される仮想交点などをナビゲーションで表示する機能を搭載しました。
これにより、仮想点を算出する手間が大幅に改善されます。

4.複数矢印線端登録機能

サイズ違いの矢印線端情報を登録、利用できるようになりました。
それにより、組図などの細かい図面で、異なる指示などに利用でき、見やすい図面を作成することができます。

5.PDF読み込み機能

CADSUPER2020では、PDFデータ内に持つベクトル情報を、読み込む機能を搭載しました。これにより、PDFデータから形状を取得することができるようになります。
(PDF内に持つベクトルデータは精度的に高品質ではありません。)

※データ内にベクトル情報がないPDFファイルについては、対象外となります。
(ラスタ―ベクトル変換などは実行されません。)

CADSUPER 2019 の主な特長

1.製品の幾何特性仕様(GPS)対応

2016年度版のJIS製図で公開された「製品の幾何特性仕様(GPS)-寸法の公差表示方式」に対応しました。GPS対応により、図面の曖昧さを排除し、正確な情報を伝えることができます。
CADSUPER 2019では、理論的に正確な寸法や幾何公差、データム、寸法特殊文字作図機能及びデータムターゲットの作図機能を搭載しました。

2.複数範囲指定印刷機能

CADSUPER 2019では、作図した用紙サイズに対して、出力する図面の用紙サイズを指定することで、自動的に分割範囲を算出し、分割して印刷する機能を搭載しました。また、複数範囲指定した情報は保存、読込みできるようにして、同様に作成した図面の出力設定する手間を大幅に軽減しました。

3.コマンド起動名定義機能

 
従来は、コマンドをキーに割付して、起動する機能がありましたが、CADSUPER 2019では、さらにコマンドに任意のコマンド名称を割付して、割付したコマンド名称を入力し、実行する機能を新たに搭載しました。これにより、割付できるコマンド数を大幅に拡張しました。

4.PDFレイヤ出力機能

CADSUPER 2019では、PDFのレイヤ機能に対応したデータ形式で出力する機能を搭載しました。これにより、PDFデータのレイヤ単位での表示・非表示ができるようになりました。

5.軌跡認識機能

従来の認識は、矩形認識や多点認識ができましたが、CADSUPER 2019では、さらにマウスドラッグによる軌跡認識を新たに搭載しました。それにより、組図などの細かい図面で、要素選択するのが簡単になります。

6.要素数上限の拡大

従来は、320万要素の大容量データまでしか作図できませんでしたが、CADSUPER 2019では、1600万要素までの大容量データに対応しました。それにより、3次元CADから出力された大容量の図面も読込みできるようになりました。

CADSUPER 2018 の主な特長

●64BitOSへの完全対応!

 利用メモリー制限をなくし、3Dデータの投影図作成時などのストレスなく利用することができます。

●[複数範囲指定]コマンド

図面に複数の印刷範囲を登録することができます。 範囲指定リストの印刷範囲を切り替えることで、 素早くプリンタ(プロッタ)に図面を出力することが できます。

●[グループ形状]コマンド機能を搭載!

図面内で指定した形状を部品登録しないで複数配置し、配置した形状のどれかを変更(修正)すると他の配置している形状も連動して変更することができる機能を搭載しました。



●図面のアーカイブ保存機能!

 ZIP(圧縮ファイル)保存時に外部からサムネイル等が容易に参照(イメージ表示)できないデータ形式の実現を目的とし、パスワード付ZIP保存に対応し、データのセキュリティ強化をいたしました。

CADSUPER 2017 の主な特長

●3面部品図作成機能

既に作図されている図を参照して、組立図から必要な部分の要素を選択するだけで部品図が作成できます。 作成した部品図は表示配置方向を保持しております。組図から部品へバラシ作業時、飛躍的に設計者の作業を軽減いたします。


各部品要素を選択後、テンプレートを指定し、

配置するだけで簡単に三面部品図が完成します。



より直感的な操作性を追求!

CADSUPERでは快適な操作性と高い生産性を付加した環境を目的として、 3次元CADとの連携強化(メモリー制限の解除)を実現するため64BitOSへの完全対応やデータセキュリティの強化、グループ形状機能(組図・部品図連携)や詳細図機能(ビュー機能連携、 直感的に要素を編集可能な選択コマンドや新たな設計支援システムなど、様々な機能を開発、強化いたしました。

●[選択]コマンド機能

要素(オブジェクト)を選択した際に、編集を施せる[選択]コマンドを搭載しました。要素(オブジェクト)を選択すると、要素(オブジェクト)上の端点や中点、円の中心などに小さなポイントが表示されます。そのポイントを操作することで変形や移動、縮尺等、ダイナミックな編集が省操作で実行できます。

右クリックでプロパティ

●[スマート寸法]コマンド機能

計測したい要素を選択すると、複数の寸法形状より目的の寸法形状を自動的に作成できるスマート寸法機能が搭載されました。最近では設計効率アップのため、3次元CADと併用して仕様されるケースが多いため、操作性を統一することで、寸法線記入の効率が飛躍的にアップいたします。

各形状をクリックすると、目的の寸法形状が配置できます。

●[回転角度計測]機能

製品の多くは、複雑な部品で構成されるため、部品と部品の接触する位置の角度計算が課題でした。多くのお客様ご要望があった部品間が接触する回転角度の計算機能を計測機能に搭載いたしました。

接触位置の角度計算が計測機能に搭載されたことで、実際に部品を移動する必要がなくなりました。

接触位置の角度計算が計測機能に搭載されたことで、実際に部品を移動する必要がなくなりました。

設計支援機能

3次元モデルの計測機能や組立図面から指定部品を指示するだけで部品図面が作成出来る機能が搭載され、各設計支援機能が更に強化されました。

●3次元モデルの計測コマンドを実現!

<3D計測機能>

以前よりCADSUPERでは、複数のソフトを介在しなくても統一操作で3次元モデルからの投影図・断面図作成が可能です。 投影図作成時は、投影モデルや投影方向を指定し設計者の意図とする3面図・6面図投影を簡単に作成することが出来ます。2017では新機能として、作成した3Dモデルに対する計測が可能となりました。

業界標準! さまざまな最新技術に対応!

最新のグラフィック技術(DirectX)を利用した描画やマルチウンドウ対応、英語版など業界標準のさまざまな機能に対応しております。

●マルチウインドウ対応による画面の有効利用を実現!

<フリーウインドウ機能>

昨今では、CRTを複数利用して作業するユーザが増えてきました。これを利用し、作業領域を広げる為に、フリーウインドウ化機能を搭載しました。 CADSUPERのウインドウフレーム外に図面ウインドウを表示することができます。

<サブフレーム機能>

作図画面だけではなく、その他の機能(レイヤ、部品、計測など)を別画面から利用できます。 この機能により画面上で表示を確認しながらレイヤ状態を切り替えることが簡単にできます。

●英語版対応による多様化を実現!

国内生産拠点と同一システムを海外生産拠点でも使用したい要望が年々高まってきております。CADSUPERでは、日本語版と英語版の提供を行い、お客様の生産拠点にあった利用が可能となりました。
メニューを英語表記することで、海外工場の現地社員であってもCADSUPERを利用し、作図することが出来ます。

●高速!かつ滑らかな表示を実現! Windows描画方式(DirectX)に対応

従来のCADSUPER描画方式(GDI描画)以外にWindows描画方式(DirectX描画)に対応しました。
旧製品の表示では、要素数が多いデータの場合、移動させる毎に再表示が行われ、画面にちらつきが発生していました。
CADSUPERでは従来方式に加え、Windows描画方式(DirectX描画)に対応しました。 マウス移動時も再表示のない滑らかな画面表示・グラフィックアクセラレータ利用による高速描画を実現しております。

●ランチャー機能を搭載!

CADSUPERの起動は、もちろんのことユーティリティ機能の起動も簡単に行うことができます。

また、任意のアプリケーションも登録できるので、CADSUPER関連だけでなく、普段利用できるツールとして利用することができます。

3Dデータを最大限に活用できる! 3D展開機能を搭載!

上流からの3Dデータを利用し、投影図に展開する機能を搭載しております。また、3Dデータを活用し、現場で求められる図面を作成するための便利な機能を搭載しております。

●3Dデータからの展開機能

金型や治具を設計する際に、3Dデータを利用し、投影図に展開する機能を搭載します。 CADSUPERならではの投影図取得時の補正機能により、投影図作成時に発生する問題点(端点未接続・重複要素による容量増加・円弧の微小線分化など)を解決します。

●投影図展開後の編集機能

3Dデータを活用し、現場で求められる図面を作成するための便利な機能を搭載します。

不要な隠線削除、断面隠線処理、面取り線削除など、加工図面を作成するために便利です。

●造形用データ形式で出力し、3Dプリンタで造形!

取り込んだ3Dデータを活用する方法として、造形用データ(STL)に出力することができます。
出力されたデータを利用して、話題の3Dプリンタで造形サンプルを作成することができます。

設計支援するさまざまな便利な機能を搭載!

設計工数を軽減する機能やスムーズな情報伝達を実現するためにタブレットを活用したビューワの対応などさまざまな便利な機能に対応しております。

●元図と詳細図が連動する連動詳細図の実現!

旧製品では、詳細図作成後、元図が変更になった場合、再度詳細図の作成が必要でしたが、CADSUPERでは、利用頻度が高い、元図と詳細図との表示連動機能を実現しました。
元図を修正すると詳細図側も自動的に反映し、設計作業工数削減を実現しております。

●ワンクリックで簡単に作成できる省略図機能を搭載!

簡単に省略図(中間省略や対称省略)を作成する機能を搭載しましたので作図作業が大幅に改善されます。

●画像を挿入・成形する機能を搭載!

任意の画像を配置、成形(変形等のサイズ調整)出来る機能を搭載しました。

図面データに画像を付加することで実際の装置などのイメージがわかり、打合せや設計に役立ちます。

●どこにいても設計情報を共有できる! タブレット対応ビューワやマーキング機能

手書き感覚で簡単にマーキング(朱書き)ができる機能を搭載しました。 フリーコマンドで手書き文字入力が容易になり、一度描かれたマーキング情報を軌跡、範囲指定で削除が可能となりました
また、タブレット専用 『CADSUPER Viewer(Android/iOS用)』で作成された「朱書き」データをCADSUPERで読込み、図面に反映することも可能です。

タブレット等のモバイル端末で書き込み(マーキング)したデータをクラウドストレージに保存すると、PC(CADSUPER) で閲覧できます。

双方向でデータを遣り取りすることができるため、スピーディーに対応できます。

●傾斜補正機能

3Dデータから変換や他形式図面を読込んだ場合に、軸方向に角度が正しいと思っている線が微妙に角度を持っている場合があります。このような線は、見た目では分かりませんので、チェックする機能を搭載しました。
また、チェックに引き続き、特定形状を水平、垂直、特定角度方向に正す補正できます。

●斜め方向も、傾斜コマンドで簡単に作図!

角度がついた方向の描画は、単純に水平、垂直方向に加えて角度を考慮して作図する必要があり、大変手間がかかります。。
CADSUPERでは、図面を一時的に角度分傾けて描画することにより、従来と同様に水平、垂直方向のみで角度のついた方向の作画が簡単にでき、大幅に作業時間が、短縮できます。

傾斜コマンド実行時に利用できるコマンド

  • ・作図コマンド
    線、円、円弧、楕円、楕円弧、矩形、多角形、NURBS曲線、オフセット
    ラインハッチング、パターンハッチング、塗潰し
  • ・編集コマンド
    伸縮、分割、トリム、結合、変形、要素属性、変形
    複写/移動-平行/回転/平回転/対称
    認識編集-複写/移動-平行/回転/平回転/対称/削除/グループ-結合/解除
  • ・寸法コマンド
    要素
    長さ-直列/連段/並列/片矢
    半径-中心/任意/折線
    直列-通常/片矢
    角度-通常/連段
    同心円/分割・統合/伸縮/移動/寸法線/形状/線端

図面作成を助けるさまざまな基本機能!

効率的な図面作成を支援する認識支援機能など様々な便利機能を搭載しております。

●認識に便利な自動ズームアップ機能!

要素が集中している箇所の座標認識を行う時に便利な自動ズームアップ機能。一定範囲に複数の座標入力候補がある場合、マウスカーソルが虫眼鏡に変更され、マウスクリックで拡大ウインドウが表示されます。また、重複した要素選択時は重複要素選択機能が実行され要素属性を確認しながら目的の要素を正確に選択することができます。

●マウス移動量を軽減するマウスジェスチャー機能!

マウスジェスチャーによるコマンド実行機能を搭載していますので作図領域から視線をそらすことなくコマンド選択やコマンドモードの切り替えなどが可能です。

●作図編集時に便利なフィット機能!

作図編集時には、基準となる位置から水平位置、垂直位置、切りのよい距離へのフィットする機能が有効となります。フィット機能のON/OFFはワンタッチで切り替え可能ですので細かな操作の妨げにはなりません。もちろん、数字入力による作図も可能です。また、CADSUPER独自の数値と矢印キーで入力位置を指定するステップ入力機能を併用することで素早く正確な図面を作図することが出来ます。

●作画領域を広く確保できるドッキングパネルや複数の図面を簡単にウインドウ表示!

マウスオーバー(又はクリック)で開閉するドッキングバーの採用により、作図領域を最大限広げて作図することができます。また、複数の図面を開いて作業する時に便利なウインドウの変形タイル表示などの機能を搭載しています。

●機械要素部品の置き換え機能!

配置後の機械要素部品を書き直すことなく、同一部品のサイズ変更や部品種類の変更が出来るようになりました。設計変更時や類似形状図面の作成時などの図面変更作業を大幅に効率化致します。

●図面の修正箇所が一目でわかる! 図面比較機能

2枚の図面を重ね合わせて比較する機能を搭載しています。新図面と旧図面の相違点を瞬時に表示できる為、時間のかかる検図作業を大幅に工数削減いたします。また、図面のバックアップ機能と連携することで、作図中図面と旧図面との比較も可能で更新差分の検出も容易に行えます。

●モバイルビューワの利用

CADSUPERシリーズのCADSUPER FXII及びCADSUPER図面データを iPadなどのタブレットやスマホで閲覧することが可能な無償のモバイルビューワを提供しています。(Google Play, App Store から「CADSUPER」 で検索)

Windows版ビューワ(無償)も提供しています。

CADSUPERシリーズの図面データを無償で閲覧することができます。

CADSUPER Viewer Windows ver 1.6.1 Download

親和性の高いデータ互換変換を実現! コンバータ機能

DWG/DXFデータとの互換性を保つことが出来る為、他社CADとの相互運用が可能です。モデル空間/レイアウト空間両方の変換やビューポートによる異縮尺図面、ByLayer属性の変換も可能で、他社CADで作図したイメージと違和感なくCADSUPERで表示作図出来ます。
DXF/DWG形式以外にも、MICROCADAM形式(32bit版のみ対応)、BMI形式、JWW型式、CADSUPER SX/JX形式、EASYDRAW形式 のダイレクト変換機能を搭載しています。

機械設計系機能

●標準でJIS規格に基づく機械要素(ねじ・鋼材・ピンなど)が搭載されています。部品として扱えるので基準点と向きを指示するだけで簡単に配置することが出来ます。部品を選択する際には規格に基づくサイズのみを表示するため、選択が容易です。

●寸法公差、幾何公差、面の肌記号などの記号群を取り揃えています。さまざまな公差形状に対応しており、付加したい寸法をクリックするだけで、簡単に公差追加出来ます。また、公差以外の記号に関してもわかりやすい選択画面と配置が出来ます。

金型設計系機能

金型設計ならではの豊富な寸法作図機能を標準搭載しています。座標・角度・径の引き出し寸法線、自動累進寸法線など金型図面を作図するときによく利用される寸法形状が簡単に作図出来ます。 その他にも金型作成に必要な逃しや角Rを簡単に作図する機能や、抜き勾配を作図する専用コマンドを搭載しています。