お知らせ

　2D／3D設計ソフトウェアのアンドール株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：和田良明、東証JASDAQ上場：証券コード4640）は、CADSUPERシリーズのオプションツールとして、設計図面のデータから部品の寸法値や、許容される誤差（公差）の数値を検査表の形式で自動的に生成する検査寸法表ツール　2017年度版を2017年4月3日より発売開始いたします。

検査寸法表ツールは「CADSUPERシリーズ」を利用しているユーザーからの要望で生まれた、CADSUPERシリーズのためのCAT（Computer Aided Testing。製品の検査や検査支援を行なうシステム）ツールです。

検査寸法表ツールは、CAD図面から検査表に載せるための各種数値を自動的に抽出します。CAD図面内の複数の図形を囲んで選ぶだけで、図形ごとに寸法線属性を自動抽出し、検査表を作成します。

◆　検査寸法表ツール2017年度版（Ver1.2）の特長

１．検査寸法表内に画像取得機能　　＜新機能＞

検査寸法表ツール　2017年度版では、Excel/Wordの指定領域に図面の一部を画像貼り付けする機能を搭載いたしました。検査した図面データと検査表を同時に管理でき検査工程での効率アップを実現いたします。

２．寸法線の取得　　　＜新機能＞

検査寸法表ツール　2017年度版では、寸法線の取得機能を大幅に拡充しさらに効率アップいたします。

●公差の種類：
許容誤差寸法表記（＋－表記）、はめあい公差に対応。

●普通公差に対応：
公差指示のない長さ寸法線、角度寸法線に普通公差を適用します。

●寸法文字の打ち消しに対応：
寸法文字に「打ち消し」がある場合、近傍の文字を寸法線とみなして取得します。

●寸法線の個数：
寸法線の個数は、以下の形式の場合に個数として取得します。個数記号の設定は可能。

●複数の寸法値が含まれる場合：
寸法文字に複数の寸法値を作図している場合、それぞれの寸法値、公差を取得します。

●寸法文字の上下表記：
寸法文字を上下で作図している場合、それぞれの寸法値、公差を取得します。

３．寸法線採番調整機能　　＜新機能＞

検査寸法用の番号を自動配置後、寸法線と番号の両方を表示と番号のみ表示の機能を搭載しました。 寸法線採番調整機能を使用しますと自動で寸法線を検査用の番号へ置き換えます。また、元に戻す（寸法線と番号）ことも１クリックで行えるため飛躍的に効率アップいたします。

４．番号の枠種類　　　＜新機能＞

検査寸法用の番号の枠種類を三角形・ひし形・正方形・円の4種類対応いたしました。

５．Excelシート追加挿入機能　＜新機能＞

Excel出力の上書き保存時にシートを追加挿入する設定を追加しました。

 

◆発売時期　　　　 2017年4月3日

 

 

◆販売価格

検査寸法表ツール

定価￥200,000-（税抜）