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2019.09.02

 

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アンドール株式会社



検査部門の働き方改革をサポートするITツール

検査表システム Ver.2.0 <新版>

紙図面・PDF図面にまで対応し検査表工程を大幅改善



 2D/3D設計ソフトウェアのアンドール株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:栗原高明、東証JASDAQ上場:証券コード4640)は、設計図面のデータから部品の寸法値や、許容される誤差(公差)の数値を検査表の形式で自動的に生成する専用システム『検査表システム』Ver.2.0を2019年10月1日より発売開始いたします。

 製造現場でもっとも人手がかかるのは検査工程です。これまでの検査は、完成品が設計どおりのサイズで、許容される誤差内(公差)に収まっているかを検査し、一覧表(検査表)を手作業で作成していました。
  検査表システムは、CADデータ(DXF/DWGデータ)に対応した検査専用システムで、指定した寸法値、公差情報を取得し検査表の形式で表示します。また実際の計測値を取込(入力)すれば、可否の判定も自動で行いますので検査工程の作業効率を大幅に向上できます。

 検査表システム』Ver.2.0では、CADデータ(DXF/DWGデータ)にくわえて、お客様からご要望の多かった【PDF/画像ファイルの対応】【形状ごとに領域を自動認識】【ブロック解除機能による疑似寸法の精度向上】など 検査表作成時間を削減する機能 を強化いたしました。

<参考資料>  検査表システム Ver1(従来)とVer2(新バージョン)の読込データ比較

利用図面データ
Ver1(従来)
Ver2(新バージョン)
CADデータ(DXF・DWG)
PDFデータ(ベクトルデータ)
PDFデータ(ラスタデータ)
画像ファイル
(TIFF・BMP・JPG・GIF等)

検査表システム Ver.2.0の特長

1.PDFデータからの文字/寸法情報自動抽出機能<新機能>

ベクトル、文字データが含まれているPDFデータから疑似寸法の解析を行い、検査表システムに寸法情報として取込み、検査表作成が出来るよう対応しました。

2.画像(ラスタ/PDFスキャン)ファイルの読み込み機能<新機能>

スキャナーやFAXなどの紙図面データより図面を参照しながら、検査表システムに数値などの情報入力し、検査表作成が出来るよう対応しました。

3.領域自動認識機能<新機能>

図形ごとに正しくバルーン番号が取得出来るようになり、検査表チェック作業の削減ができます。

4.ブロック解除機能<新機能>

複数の図形をまとめて1つの図形にしたオブジェクトをまとめる機能をブロックと呼びます。DXF/DWGデータで要素のオブジェクトと寸法のオブジェクトがブロックになっている図面データのブロック解除ができるよう対応しました。

5.環境バックアップ・復元機能<新機能>

パソコンの入替や複数メンバーで作業する場合、環境バックアップ・復元機能により、別のPCでも即座に利用が出来るよう対応しました。

◆発売時期

2019年10月1日

◆販売価格

-スタンダード版-

①検査表システム Ver2.0 スタンダード

¥450,000-(税別)

-ネットワーク複数本同時購入ライセンス-

3ライセンスネットワーク版

¥1,000,000-(税別)

5ライセンスネットワーク版

¥1,500,000-(税別)

(5ライセンス以上の場合は別途ご相談)

-ラスタ機能のみご利用のお客様-

②検査表システム Ver2.0 ラスタ版

¥200,000-(税別)

(別途、年間サブスクリプション契約必要)

◆カスタマイズ

自社仕様の検査表への別途個別カスタマイズも可能

◆対応データ形式

利用図面データ
①検査表システム
(スタンダード)
②検査表システム
(ラスタ版)
CADデータ(DXF・DWG)
PDFデータ(ベクトルデータ)
PDFデータ(ラスタデータ)
画像ファイル
(TIFF・BMP・JPG・GIF等)

【本件に関するお問い合わせ先】

アンドール株式会社 プロダクツ営業部
担当:秋元・村田
電話:03-3419-6011  FAX:03-3421-5211  E-mail:sales@andor.co.jp

検査表システム Ver.2.0<新版>

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