ミルモジュール

●シンプルなファイル管理

CADデータと加工工程(CLデータ)が、同一ファイルで管理できます。 工程履歴がプロセスツリーで表示され、工程順序が一目瞭然です。

●スマートな操作性

外周/内周自動認識機能により、1クリックで、自動的に島を認識することができます。

●テクニカルな加工出力

簡単な設定・オペレーションによって、切削効率を向上させるNCデータを生成する事ができます。

●フレキシブルな編集機能

【加工条件の再定義】

コマンドプロパティで工具の送り、開店、加工Z、ピッチ、残り代の加工条件を編集して簡単に新しいNCデータが作成できます。

【経路の再定義】

再定義で切削経路変更して、簡単に新しいNCデータが作成できます。

●形状加工

画面上で加工したい形状を指定するだけで、NCデータを作成できます。要素にとらわれることなく、まったく自由なイメージで切削の定義を行うことができます。
任意の座標、または指定した要素を経路としてNCデータにします。定義の途中に右クリックメニューを選択して、経路と経路の間をZアップして、工具を早送り移動させる事もできます。

●ポケット加工

ポケット加工を簡単に定義できます。外周径路と内側に残す島を指定するだけで、オフセットパスによる領域切削データを自動生成します。

●干渉計算

工具半径+XY残り代を考慮して、工具干渉が生じる狭い箇所へ入りこまないようにしたり、ループが交錯する場合は合成/分離したりします。

●径補正の有無

コマンドプロパティで径補正の有無が指定できます。

●輪郭加工

設定された形状に沿って、自動的に工具径補正が行われるため、工具径補正のないNC加工機でも、問題なく外部形状を仕上げます。

●穴加工

CADデータを参照しながら穴サイクルを選択し、複数の穴タイプを指定するだけで、工具交換回数を最適化した、穴加工NCデータを作成します。
穴サイクルのパターンを選択するだけで、以下のことができます。

  • ・必要なパラメータが入力されます。
  • ・工具/固定サイクル/Z/P/Qなどが設定されます。
  • ・グルーピングで同一シンボル/円が自動認識されます。
  • ・穴が一括配置されます。

単純ドリル(G01)、円領域(G02/03)、マクロコール(G66)も穴と同じように配置できます。

●トレース

加工定義を行ったら、すぐにツールパスのトレースが行えます。
図面を表示したままトレースが行えるので、削り込み/削り残しやアプローチの干渉チェックがビジュアルに行えます。
ツールパスの表示は工具中心、工具の縁取りや塗りつぶしの指定ができます。

●NC生成

加工定義しツールパスチェックを行ったら、工作機械を選択しNCを生成します。
選択した機械の特性を参照しながら、工具交換、長補正、クーラント、径補正、送り、回転などの指令の入ったNCコードを生成します。同時に作業指示書を作成することもできます。